| まずは自己紹介
先輩H:プログラマーチームリーダーのHと申します。
先輩K:遊技機チームのKです。コンポジットがメインです。
新人C:韓国出身のプログラマーチームのCと申します。よろしくお願いします。職種はエンジニアです。
新人S:遊技機チームのSです、よろしくお願いします。職種はコンポジッターです。
| 今年の新入社員の印象は?
先輩H:
入社してそろそろ半年が過ぎて、二人とも会社の生活にも仕事にも慣れて、短い期間ですがかなり成長してますね。
先輩K:
そうそう。入社当初は細かく作業を説明していたのですが、いまは自分で色んな資料を見ながら調べて作業することができていて、最終のフォローだけで済むようになってきました。皆さん飲み込みが早くて、意欲を感じますね。自分の意見もはっきり言ってくるところは、私が新人だった頃とは違ってしっかりしてるなぁと。
新人C:
ありがとうございます。入社時は学生レベルだったと思うのですが、入社後の研修や実務をこなしていくうちに、どんどんプロのレベルに近づいてきているのかなと、自分でも実感できています。
先輩K:入社前と入社後で会社の印象は変わりましたか?
新人C:
韓国からの就職なのでビザ取得の関係もあり、入社前から総務の方とたくさんメールでやり取りしていたんですが、その段階ではビジネスメールのやり取りなので硬い印象だったんです。入社後に実際お会いしてみたらすごく柔らかい優しい方で嬉しい驚きでした。プログラマーの研修ではHさんから学んでいて、最初は緊張して接してたんですが、仕事を教わってみたらとても優しくていい人という印象があります。仕事以外の日本での生活についても色々教わることができていて、頼りにしています。
新人S:
会社に就職っていうと固苦しいイメージだったんですが、一般的なビジネス系の会社と違って映像制作の会社なので、いい意味で接しやすい社員が多いし社内での生活は過ごしやすいです。学生時代のバイト経験のほうが体育会系というか上下関係が強かったので、それと比べても穏やかな雰囲気だなと、入社してからも感じました。
先輩H:
エンタメ系のクリエティブな会社なので、一般の会社よりもカジュアルな雰囲気ですよね。
Cさんは社会人になると同時に日本への移住もあったので、大変だったと思いますが日本の生活には慣れましたか?
新人C:
半年間、日本の大学に留学していた経験があって、日本の生活には少し慣れていました。留学してみてぜひ日本の会社に就職したいと希望していたので、日本での暮らしについてもHさんのアドバイスもあって、いま日本では楽しんで生活できていて嬉しいです。
先輩H:
それを聞いて安心しました、楽しく過ごしているようで良かったです。
| 研修はどうでした?
先輩K:
新入社員研修はどうでしたか?
新人C:
実務スキルだけでなくビジネスマナーや会社の生活に慣れることも含まれていて、社会人になるための第一歩をうまく踏み出せる内容だったなぁと思います。
新人S:
学生時代に使っていたソフトに関しても、さらに実務レベルのより深い部分を教えてもらうことがすごく多くて、自分の知らない使い方やコツのほか、実際の作業の奥深さや難しさを改めて学びました。研修を通してわからない部分の表現とかを探求するのは楽しい時間でもありました。
先輩H:
最初は丁寧に教えますが、だんだんとフォローの手を放していって、自分で知識・経験を積めるようにしています。だんだん手取り足取りという感じではなくなってきていますが、困っていることはないですか?
新人C:
そのようにしていただいてるのを凄く感じます。今はわからないことが出てきたときに、まずは自分から探しています。実務以外でも、国保や年金の手続きの書類が届いた時も、どうしたらいいかわからず、Hさんに聞いてアドバイスもらって助かりました。
新人S:
まずは自分で解決方法を探ったり、色々試してみたりしますが、最終的には締切もあるので何に困っているか相談してアドバイスをいただいてます。技術的なことや表現方法など、新しい発見だらけです。ランチのときには業務中に聞きにくいことも相談したりしていますね。
先輩K:
困ったとき行き詰ったときは遠慮しないで、質問してきてくださいね。
| 先輩に質問
新人C:
この業界でお仕事するなら、このゲームはやっておいたほうがいいっていうものはありますか?
先輩H:
自分が好きなゲームばかりするんじゃなくて、有名なゲーム、評判の高いゲームはプレイしてみるのがいいです。インディゲームも含めて話題になってるものはプレイする、色んなプラットフォームに触れることが大事です。プレイする時間がなくてもプレイ動画を見ることができるので、いろんなコンテンツに触れてみてください。それがセンスを磨くことになると思います。ただプレイしたり、動画を見たりするのではなく、どうやって作ったのか、どうやって実装したのか、考えたり調べたりすることが大事です。自分で考えたり開発者の解説を見たり、研究してみてください。
新人C:
そうですね、自分の好きなジャンルに偏りがちなので、色んなジャンルのゲームに関心を持つようにしていきます。
先輩K:
遊技機の場合はとにかく新台の映像は必ずチェックしましょう。ホールでプレイするのは難しいので、プレイ動画を見るのでもいいので。私は遊技機以外でも自分がいまハマっている映像表現のものは参考にしています。この空間演出が凄いなぁとか、このスロー演出のエフェクトやテキストの質感を真似したいなぁとか、流体系のエフェクトも使いたいなとか。様々なジャンルの映像表現を参考にしてセンスを磨いていってください。
新人S:
ストレスの発散はどうしていますか?
先輩H:
何でもいいから仕事と別のジャンルの趣味をもつといいですね。そうすると同じ趣味を持つ知り合い、友達が増えるので仕事以外のことを話題にして一緒に飲みにいったり、イベントに行ったりできるので、とてもいいですよ。
あとは、美味しいものを食べるのもストレス解消になるのですが、健康のことを考えるとあまり食べすぎるというのはお勧めできないので。健康に気をつけてください。
私は鉄道旅行も趣味なんですが、移動がメインで観光がおまけのような楽しみ方をしています。
先輩K:
仕事終わったらできるだけ早く帰って好きなことをやる!ですね。だんだん夜更かしが辛くなって、遅く帰ると力尽きて寝るだけみたいになっちゃうので。やりたいことを好きなだけできるのは、若い今のうちなので。あとは好きなものを好きなだけ買う!とか。
新人S:
何か集めているんですか?
先輩K:
推しのグッズとか、ゲームの推しキャラに課金するとか(笑) Hさんのように旅行や美味しいものを食べるとかの楽しみ方もしていますよ。
ストレス解消はとにかく職場を離れたときには仕事のことを考えすぎずに。明日の仕事のことは明日の自分が何とかしてくれるよ!っていう気持ちで、休みの日はリラックスするのがお薦めです。
新人C:
座り仕事なので、下半身や腰に負担がかかるんですが、対策とかありますか?
先輩H:
仕事中に一時間に1回は立って歩くとか、ストレッチするのをお勧めします。通勤のときに1駅ぶんは歩くとか、なるべく毎日少しでも歩くようにしたほうがいいです。今は若いのでまだ回復するけど、30代超えるとどんどん回復が遅くなるので。運動大切です。
マウスやキーボードなど仕事で使うものも自分に合ったものを選ぶとか、毎日使うものなのでそのあたりも体の負担を減らすために、良いものを選んでみてください。
関西エリアは良い温泉もあるし、会社の周りにスーパー銭湯もいっぱいあるので温泉で身体を労わるのもアリかなと思います。
新人C:
日本の温泉に行ったことあります。有馬温泉も行ってみたいです。
新人S:
一人旅は経験ないけど、歩くことも含めて温泉旅してみたいですね。
| 社内イベントについて
先輩K:
トリサンは社員旅行や忘年会など、社内のイベントがいろいろあるんですが、そういう行事への参加はなるべくしたくないって人も増えてきているようなんですが、どうですか?
新人C:
社内イベントは、あったほうが嬉しいです、大歓迎です。日本でまだ友達もいないので1人で過ごす時間が多いので。社員の皆さんと一緒に飲み会とかイベントとかあるほうが嬉しいです。
新人S:
同じく、社内行事で交流する機会があったほうが、普段話さない部署の人とも話せたり、打ち解けるというか。そのあと仕事でコミュニケーションとるときも話しやすくなるので。
先輩H:
2人ともイベントを楽しむ派で良かったです。毎年、年末の忘年会は新入社員の皆さんに企画・運営を担当してもらってて。通常の業務もあるなかで負担が増えて大変かもしれないけど、新入社員が会社の行事を任されるのはこの1回だけの機会ですし、自分たちで企画を考えることを楽しみながら取り組んでください。
| 仕事のやりがいを感じるとき
新人S:
新入社員だった頃で仕事にやりがいを感じた瞬間ってどんな時でしたか?
先輩H:
私が一番やりがいがあった場面は、ゲームのスタッフロールに自分の名前が入っているのを見た時ですね。この世の中に足跡を残せたなと実感するし、この業界の発展に関われたなと嬉しくなりますね。
新人C:
それは何年目くらいで名前が載ったんですか?
先輩H:
1年目ですね。
新人C:
それは凄いですね!僕も目標にします!
新人S:
エンドロールに載るのは憧れますね。遊技機の場合はエンドロールがないので、表に名前が出ないけど。自分の思うとおりに表現ができたとき、とか、自分の技術があがったことを実感できたときにやりがいを感じるのかなと想像します。
先輩K:
遊技機は元々遊技機デザインをやってたという人は殆どいなくて、入社して初めて携わる方が多いので、成果を出すまでに時間もかかるんですけど。そういう後輩たちがはじめて業務でOKをもらったり、メーカーさんから自分の力だけでOKをもらった時とか、一緒になって「おめでとう~! よかったね!!」って喜ぶんですが。その瞬間は何度立ち会ってもすごく幸せな気持ちになるので。Sさんのその瞬間を楽しみにしていますね。
| トリサンでの野望
先輩K:
2人の今後の目標、トリサンでの野望ってありますか?
新人C:
5年後には会社に大きな利益をもたらす社員になっていて、そうしたら給料UPもついてくるはずなので、今はそれが目標です。
新人S:
クライアントに演出企画を提案する段階から携われるようになりたいです。与えられたことをこなす技術力を磨くだけでなくて、演出の企画や新しい表現を提案することが目標ですね。
先輩H:
2人ともそれぞれ目標があって素晴らしいですね。自分だけの努力では達成が難しいこともあるかもしれませんが、夢と野望は大きいほうがいいですね。目標に向けて今後も頑張ってください!
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