2Dアニメーター

2024.05.09
クリエイター職種紹介
 

|2Dアニメーターとは

ゲーム制作での2Dアニメーターの仕事は、背景やキャラクター、アイテムなどのイラストを元に、2次元の世界に「動き」をつけてアニメーションを制作します。キャラクターの性格や設定などにあわせて表情を作ったり、戦闘などのモーション、イベントシーン・魔法などのエフェクト、様々な演出、ムービー、背景などシーンの状況に合わせたアニメーションを制作する仕事です。主にSpineやLive2Dといったソフトを使用して、2Dイラストを「動かす」スキルが求められます。

 

オリジナルでキャラクターや背景などを描くほかにも、既存のイラストやCGに後からモーションを加えるという作業をする場合もあります。モーションを追加した後の動作・表現、つなぎ部分のチェック作業、クオリティ管理も行います。クライアントの要望は様々ですので、様々なジャンルや絵柄に合わせて描くことのできる画力は必須のスキル。また、外部クリエイターとともに制作することもあるため、コミュニケーションスキルも必要です。

 

制作領域によって「2Dモーションデザイナー」「2Dエフェクトデザイナー」などに分ける呼び方もありますが、これらを総称して「2Dアニメーター」と呼ばれます。

近年は3DCGのゲームが多くなっていますが、イベントシーンやキャラクターの心理描写のシーンでは2Dアニメーションが使われることが多く、2Dアニメーターは重要なポジションです。

 

 | 仕事内容

 

1) 2Dキャラクターのアニメーション制作

2Dイラストにアニメーションを付けるための準備作業として、動かしたい部分を「パーツ分け」し、動きを制御する軸となる「ボーン設定」などを行います。準備作業のあと、各パーツに動きを付けていく作業を行います。このキャラクターはどんな性格なのか、それを表現する動きはどう付けるか。カッコいい、可愛い、恐ろしいなど、キャラのイメージ・魅力が伝わる動きを考えてアニメーションの設定をします。

身体全体を動かすダイナミックなアクション、顔のパーツを繊細に動かし表情を作る、重力を感じられるように髪を揺らすなど、アニメーターの技術力は表現のクオリティに直結します。


 

2)背景やアイテムのモーション制作

背景やアイテムにも動きを付けます。風になびく草木、流れる水や雲、転がるアイテムなど、キャラクター以外にもゲーム内の背景描写にアニメーションは欠かせません。

 

3) 2Dエフェクトの作成

バトルシーンやカットシーン、ガチャ演出、キャラクターの進化などの場面で使われるエフェクトを作成します。ゲームの迫力を増し、ユーザーの感情を揺さぶるエフェクトをシーンに合わせて作成します。

 

4)カットシーンの演出プラン提案

キャラクターの表情や、バトルシーンの動きなど、ゲームのシーンをどのように演出するのか考案します。エフェクトやサウンドのクリエイターとも打ち合わせながら、ユーザーを魅了するシーンになるよう演出プランを考え絵コンテを作ります。

 

5)UIデザイン

ゲームの画面を構成するメニューやボタンなどのUI(ユーザーインターフェース)のデザインを担当することもあります。デザイン性だけでなく、視認性や操作の快適性なども考慮してユーザーが快適に遊べて、ゲームの世界観にもマッチしたデザインを考案します。


※プロジェクトの規模や会社によっては「カットシーンの演出プラン」「UIデザイン」は専門の担当者が行う場合もあります。また、キャラクターや背景、アイテムなどのイラストを描くのは「2Dデザイナー」の仕事ですが、イラスト制作からすべて2Dアニメーターが行う場合もあります。



| 必要な経験・スキル

・Spine、Live2D、SpriteStudio、AfterEffetsなどの2Dアニメーションツールのスキル

・Photoshop、Ilunstratorでの画像編集

・人体構造の知識・理解

・コミュニケーション能力


| 歓迎されるスキル

・Unity、Unreal Engineでの制作経験

・幅広い絵柄でのイラスト作画力

・演出立案、絵コンテ制作の経験

・企画~実装までの制作経験


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